いつでもどこでもヨガのある生活を
「ヨガに興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからない…」
「身体が硬いからヨガスタジオはハードルが高い」
「忙しくてじっくり身体を動かす時間が無い」
だけど運動不足を解消したい!と思っている人におすすめのヨガポーズを紹介します。 まずは今の生活に、気軽にヨガを取り入れることからはじめましょう。
ヨガを取り入れると1日がどう変わる?
ヨガというと集中して体を動かす難しいストレッチのようなイメージがありますが、マットの上で連続してポーズをとっていくことだけがヨガではありません。
呼吸や瞑想、ポーズを通してよりよく生きるためのツールとして伝わってきたヨガ。身体を動かすことで不調を改善する効果もあり、現代人にこそ必要不可欠なものです。
なんだかいつも身体がだるくて重いように感じる方は、ヨガを通してスッキリ快適な毎日を過ごせるようになるでしょう。
1日の流れにヨガを取り入れる。おすすめポーズ7選
忙しい生活を送る方でも気軽にヨガができるよう、その時間帯に感じる不調を改善するポーズを紹介します。できるだけゆったりとした呼吸を心がけ、自分が気持ちいいと感じる強度を目安にしましょう。
①目が覚めたらまずはその場で「ガス抜きのポーズ」
目覚ましはスヌーズが当たり前、だらだらといつまでも起き上がれない経験はありませんか?いきなり起き上がって動き出すのが難しくても大丈夫。
まずは布団の中で起き上がる準備をするガス抜きのポーズを。
- 仰向けの状態で膝を抱える。
- 吐く息で頭をゆっくりと起こし膝と額を近づける。
- 何回か自分のペースで繰り返し、起き上がる準備ができたら勢いをつけて布団から出よう。
②家を出る前に心を開く「三日月のポーズ」
バタバタと忙しい朝。ヨガでは背中や脇を伸ばして胸を開くことで心が開くといいます。
気持ちよく今日を始めるために「三日月のポーズ」を
- 真っ直ぐに立ち、頭上で手を繋ぐ。
- 吸う息で上に気持ちよく伸びをし、吐く息で左右どちらかに上体を倒す。
- 吸う息でまた上に戻り、吐く息で反対側へ。
- 腰の後ろで手を繋ぎ、息を吸ってから吐く息で手を下へと引っ張る。
③デスク仕事に一呼吸「座ったワシのポーズ」
PCと長時間向き合っていると、首や肩まわりが緊張して肩こりや頭痛の原因になります。肩甲骨を動かして呼吸を深め、さらに集中力を高めていきましょう。
仕事の生産性を上げる「座ったワシのポーズ」
- 胸の前で前ならえ。腕を胸の前でクロスする。
- 肘を曲げ、下の腕を上の腕にもう1周巻きつけて手のひらを合わせる。
- 吸う息で背筋を伸ばし、吐く息で腕を数センチ上に上げる。
- 腕を入れ替えて反対側も同じように。
④1日の疲れを吹き飛ばす「上向き&下向きの犬のポーズ」
帰ってきたらご飯の前に1ポーズ。疲れからついだらだらしてしまう前に、このポーズをとることで血流を促して前向きなエネルギーを生み出しましょう。
過食や夜更かしにストップを!「上向き&下向きの犬のポーズ」
- マットの上にうつ伏せになり、胸の横に両手をつく。
- 吸う息で背中を大きく反らし、肩は下げておく。
- 吐く息でお尻を上げて大きな三角形を作る。片足ずつ足踏みをすると効果的。
- ゆっくり深い呼吸で数回繰り返す。
⑤明日のむくみを予防する「ねじりのポーズ」
お風呂上がりには、内臓を刺激して余分な水分を排出しましょう。重く感じる足のだるさもスッキリと解消します。
毒素にさようなら「ねじりのポーズ」
- 片膝を立て、伸ばしたもう一方の足の外側に足をつく。
- 立てた膝と対角の肘を膝の外側にひっかける。
- 吸う息で背筋を伸ばし、吐く息でツイストをする。
- 数呼吸キープしてから反対側も行う。
⑥グッスリ深い眠りへと誘う「魚のポーズ」
今日から携帯を見て目が覚めてしまう習慣をやめ、布団の中で1日の最後のポーズをとりましょう。喉を開くことで深い呼吸を促し、質の良い睡眠が取れること間違いなしです。
ストレスを手放す「魚のポーズ」
- 仰向けの状態でお尻の下に手を入れ、腕全体を上体の下に入れる。
- 手のひらでお尻を支え、肘で床を押して頭頂を床に向ける。
- 気持ちが良いところで数回呼吸を繰り返し、ゆっくりと時間をかけて仰向けに戻る。
⑦お休みの日にペタンコお腹をゲット「舟のポーズ」
ヨガを取り入れた生活に慣れてきたら、お休みの日にチャレンジしたいポーズです。インナーマッスルを鍛えることで姿勢がよくなり、疲れを残さない体を手に入れることができるでしょう。
お腹と内腿へアプローチ「舟のポーズ」
- 両膝を立てて体育座りをする。
- 両足を床から上げて脛(すね)を床と並行の高さに。
- 両腕を胸の前で前ならえ。
- 余裕があれば膝を伸ばす。
- 膝が開かないようにキープして数呼吸。
正しいヨガのやり方で快適な身体を手に入れよう
様々なポーズを継続していくと、少しずつ身体の不調が改善されていきます。ヨガに興味が出てきたら、ぜひ今日から取り入れてみましょう。
どこかに痛みを感じる場合は決して無理をせず、自分自身と相談しながら進めていきます。疲れた時にノビをするように、ヨガのポーズが習慣になるのを目指してみてくださいね。