ヨガで女性特有の3つのお悩みを解消!ホルモンバランスを整えて快適に過ごすには

目次

ヨガをする女性が多い理由は?

ヨガはもともと古代インドで生まれ、男性のみが行うことが許されていました。

しかし日本ではヨガ=女性のものというイメージが強く、女性専用のヨガスタジオも多く存在します。

ヨガをする女性が多いのはなぜでしょうか。

それは、ヨガには「子宮や内臓機能の働きをよくする」「自律神経の働きを整える」という女性にうれしい2つのメリットがあるからです。

子宮や内臓機能の働きをよくする

女性は男性に比べて筋肉量が少なく脂肪が多いため、冷えやすい性質があります。

内臓が冷えると働きが悪くなり、便秘や消化不良、生理不順、不眠、肌荒れなどの原因となります。

ヨガには深い呼吸をしながら体を動かすことで、血行を促進して全身を温める効果があります。

血流がよくなると臓器の働きが活性化され、老廃物の排出が促されます。

また、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは90%が腸で作られているという研究結果もあります。

子宮や内臓を内側から温めることで体調がよくなり、さらには心も穏やかになれるのです。

自律神経の働きを整える

ヨガのさまざまなポーズを行うことで、背骨のつまりや骨盤周辺の歪みを改善できます。

脊柱の中には骨盤から脳まで数多くの神経が通っており、背骨が整うと自律神経の働きが整うのだそう。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、交感神経が優位になれば集中力が増し、副交感神経が優位になればリラックスします。

しかし現代人はストレスにさらされたり、姿勢が悪く呼吸が浅くなっていたりと、交感神経が優位になりやすい環境にあります。

ヨガをすることで副交感神経の働きを取り戻し、自律神経のバランスを整えることで毎日を快適に過ごせるのです。

また、適度な運動にも自律神経のバランスを整える効果があります。

リラックス効果の高いポーズや、動きの多いポーズを組み合わせることで、さらに効率がよくなるのです。

ヨガは女性特有の3つの大きな悩み解消に最適!

女性には妊娠出産に備えた体づくりをする、命を育むための大切な機能が備わっています。

エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンの働きで排卵や月経を繰り返しており、どちらが優位になっているかで体調や気分が変わります。

女性はホルモンバランスに影響を受けるため、男性と比べて一定の体調・精神状態を保つことは難しいのです。

しかし、バランスが崩れた時に起こりやすい女性特有の悩みもヨガで解消できます。

ヨガをした後に訪れる体の軽さと心の静けさを一度味わえば、多くの女性がヨガを続ける理由がわかるでしょう。

重たい生理痛や生理不順

女性の9割が感じているという生理痛。

人によっては鎮痛剤を飲まなければ仕事が続けられないなど、日常生活に支障をきたすこともあります。

生理痛には子宮から血液の膜が剥がれ落ちることにより感じる痛みと、仙腸関節と呼ばれる関節が緩むことにより腰回りに感じる痛みがあります。

排卵の際の排卵痛や、月経時の子宮そのものの痛み、生理不順は子宮の冷えが1つの要因となります。

また、生理不順の原因はストレスや運動不足、睡眠不足などが挙げられます。

ヨガの血行促進や自律神経の働きを整える効果、骨盤周辺の歪みを解消する効果により、生理痛や生理不順も解消していくのです。

20代なのに老けて見える

女性ホルモンが減少すると、肌の水分量の低下やたるみ、髪の乾燥や抜け毛といった老化現象を引き起こします。

女性ホルモンにはコラーゲンを増やして肌の弾力や水分量を保つ機能があり、見た目の若々しさを維持するためにはホルモンバランスを整えることが重要なのです。

女性ホルモンが減少する1番の原因は、ストレス過多になってしまうことです。

オーバーワークや対人関係など何か悩んでいることがある場合には、ヨガで頭の中を空っぽにする時間をもつといいでしょう。

更年期のつらい諸症状

更年期には、ほてりやのぼせ、頭痛、不眠、イライラといった症状が出ます。

これらも女性ホルモンの減少によるもので、女性の多くは40代から50代頃まで悩まされます。

更年期のつらい症状も、ヨガで和らげることができます

女性ホルモンの分泌は脳の視床下部でコントロールしています。

更年期には女性ホルモンの減少をうけて、視床下部が分泌を促す指令を出します。

しかし機能が低下しているため、急に多く分泌されたり、反対にまったく分泌されなかったりと安定せず視床下部が混乱を引き起こします。

視床下部は自律神経をコントロールしている部位でもあります。

更年期のさまざまな不快な症状は、混乱した視床下部が自律神経の働きを乱すことで起こるのです。

ヨガを通して深い呼吸で体を動かすことは、年齢を問わず生涯にわたって女性を助けてくれるのですね。

ホルモンバランスを整えて悩みを解消できる3つのヨガポーズ

女性ホルモンの分泌を促し、自律神経のバランスを整える3つのヨガポーズをご紹介します。

無理をしたり、きれいにポーズをとらなくてはと頭で考える必要はありません。

副交感神経を優位にしてリラックスするために、深い呼吸を繰り返しながら心地がいいと感じるペースで動いてみましょう。

また自律神経の働きは適度なリズム運動によっても整うので、1回だけポーズをするよりも呼吸に合わせて何回か繰り返すようにしましょう。

冷えからくる生理痛や生理不順を解消する「合せき(がっせき)のポーズ」

腹部や背中、骨盤周りの血流を促し、内臓をあたためる効果のある「合せき(がっせき)のポーズ」。

腰回りが硬く体を前に倒しにくい場合には、お尻の下にブランケットやクッションを敷いて高さを出すと座りやすくなります。

膝や鼠蹊部に痛みがある方は無理をしないようにしましょう。

頭を下げようとしすぎずに、骨盤を立てた状態でまっすぐな背中を意識して前屈していくのがポイントです。

「合せきのポーズ」のやり方

  1. 足の裏を合わせて座る。両手で爪先をつかみ、かかとを恥骨に引き寄せる。
  2. 吸う息で背筋を伸ばし、骨盤を立てる。
  3. 吐く息で前屈。背中を丸めず、斜め前方に頭頂を引っ張られているようなイメージを持つ。
  4. 数呼吸キープしてから、ゆっくりと起き上がる。

更年期障害をやわらげる「手で足をつかむポーズ」

太ももやお尻、背中など体の背面を伸ばす「手で足をつかむポーズ」。

消化力を高めたり、更年期障害や頭痛、不眠症、不安感の緩和などに効果があるポーズです。

頭に血液を送るので、起き上がったときにスッキリと視界が明るくなるような感覚を得られます。

くらくらしやすい方は無理をせず、呼吸に意識をおいて上体を倒せるところでキープしてみましょう。

「手で足をつかむポーズ」のやり方

  1. 足の間を肩幅にして立つ。お腹に軽く力を入れておく。
  2. 息を吐きながらゆっくりと前屈する。手の親指・人差し指・中指の3指で足の親指をつかむ。
  3. その場で吸って軽く上体を起こし、背筋を伸ばす。
  4. 吐いて頭頂を床に向け、前屈を深める。
  5. 数呼吸キープしてから、ゆっくりと起き上がる。

子宮や卵巣など生殖器の機能を高める「長座前屈のポーズ」

上体を折り曲げて内臓を圧迫し、生殖器の機能やストレスの緩和にも効果のある「長座前屈のポーズ」。

かかとと手の指先を遠くに伸ばし続けることで呼吸が深まり、リラックス効果が得られます。

膝は曲がってしまってもかまいません。

呼吸を止めずに心地よく伸びを味わいましょう

「長座前屈ポーズ」のやり方

  1. 足を揃えて座り、長座の姿勢を作る。膝は無理なく、伸ばせるところまで伸ばしておく。
  2. 吸う息で両手を頭上にあげ、背筋を伸ばす。
  3. 吐く息で足の向こう側に箱を置くようなイメージで前屈していく。
  4. 背中が丸まりすぎないよう、アゴをすねに向けるようにしてお腹と太ももを近づける。
  5. 数呼吸キープしてから、ゆっくりと起き上がる。

ヨガで日々を快適に過ごそう

ヨガは年齢を問わず、女性の体や心を整え穏やかな日々を送るための手助けをしてくれます。

毎日同じ体調・同じ気分でいることは難しいですが、ヨガを通して自身の変化に気づくことは「こうありたい自分」へと戻るきっかけを作ることにつながります

いつでも健康で元気に暮らせるよう、ヨガを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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