有酸素運動って?
ダイエットには有酸素運動がいいとよく聞きますよね。
名前の通り有酸素運動は、酸素を使いながら体内の糖や脂肪を燃焼させることができる、ダイエッターにうってつけの運動。
代表的な運動としてジョギングやエアロビクス、水泳といったスポーツが挙げられます。けれど美ボディを育むためには長時間の有酸素運動が必要に。
そこで今回は、飽きずに有酸素運動を叶えるマシンを5点ご紹介します。
全身強化!「ローイングマシン」
ボート競技の動きを再現したマシン「ローイングマシン」。
「油圧式」をはじめとした「磁気抵抗型」「空気抵抗型」「水抵抗型」の全4種類があり、家庭用として購入することも可能です。
特に「油圧式」は女性をはじめ初心者でも取り扱いやすく、ジムや自家用として多く普及されている形式。水上ボートの腕を伸ばして引くというシンプルな動きに合わせ、シート部分が前後に動き体全体を鍛えられます。
ランニングなどほかの有酸素運動に比べ関節への負担も少なく、消費カロリーも高いので短時間で鍛えたい人におすすめです。
「ローイングマシン」のメリット
走るのが苦手な人や短期間で効率よく鍛えたい人にうってつけ。
また関節に負担をかけられない人でも、無理なく続けられることができます。
「ローイングマシン」のデメリット
部分的に鍛えながらダイエットしたい人には不向き。筋トレと合わせて使用するとよりいい効果が期待できます。
その場合はじめに筋トレを行い、「ローイングマシン」を使った有酸素運動を行うと効果的です。
脚痩せを叶える!「エアロバイク」
有酸素運動の代表的マシンである「エアロバイク」。
多くのジムで採用されているマシンでもあり、家庭用でもっている人も多いのでは。下半身を中心とした運動で、脚痩せを叶えたい人にはマスト。
いまでは映画や動画を鑑賞できるモデルもあるため、長時間の運動も楽しく行うことができます。
「エアロバイク」のメリット
下半身を動かすため、脚痩せやヒップ周りのトレーニングをしたい人におすすめ。家庭用として多くのメーカーが販売しているので、自宅トレーニングに採用しやすいのもポイントです。
「エアロバイク」のデメリット
脚やお尻周りに筋肉をつけたくない人にはおすすめできません。またほかのマシンに比べて消費カロリーが少ないのも注意点のひとつです。
理想の美尻作りにも!「クロストレーナー」
登山やスキーの動作に似ている「クロストレーナー」。
足場のペダルと手で掴まり操作するスティックが連動し、腰を中心に全身くまなく動かすことができます。
足を大きく動かすことでヒップアップ効果や、腕をしっかり振ることで二の腕や背中の筋肉への効果が期待できます。さらにペダルを回転させ、普段鍛えにくい筋肉が鍛えられる「バック走」機能にも注目。
通常の前へ走る運動では鍛えづらい筋肉が動かせるので、クロストレーナーでトレーニングするときには使っておきたい機能です。
「クロストレーナー」のメリット
クロストレーナーは体の負荷が少ないことから、初心者や運動不足、登山をする人におすすめ。
トレッキングやスキーの動きに似ているため、登山のフォームを整えたいときにもぴったりのマシンです。
「クロストレーナー」のデメリット
クロストレーナーは慣れないとつい足のみで動かしがち。
足のみの力だと全身が鍛えられず、時間の無駄になってしまいます。トレーニングする際には、腕にも注意を払いながらすることが必要に。
下半身運動の王道「トレッドミル」
ランニングマシンのアイコニック的存在の「トレッドミル」。
自動で回転するベルトの上を走るというシンプルな動きで、雨の日にランニングをしたいときにも活躍するマシンですよね。
下半身を中心に動かすマシンだからこそ、脚の動きが重要に。前へと動く運動のため、反動をつけたりせずしっかりと地を押し出すように走ることがポイントです。
「トレッドミル」のメリット
季節や天候で屋外運動ができない日に活用したいマシンです。
初心者から上級者まで使用できる使い勝手が良いのも高ポイント。また同じ速度で走るため、ペース管理をしたい人にもおすすめです。
「トレッドミル」のデメリット
短調な動きで飽き性な人には向かないマシンです。
常に平面を走るため、登り坂や下り坂といった応用ができないのもマイナスポイントに。また実際の地面に比べ、柔らかいため適度に屋外でのトレーニングもするのがベストでしょう。
初心者にぴったりな「アークトレーナー」
クロストレーナーとの違いが気になる「アークトレーナー」。
動きはほとんど同じですが、足が弧を描くアーク型の動きになっていることがポイントです。
クロストレーナーと同じく、体に負担がかかりにくい設計で初心者から高齢の人まで使用できるマシン。体を慣らしたいときに使用するのも良いですね。
「アークトレーナー」のメリット
クロストレーナーと同じく、初心者や運動不足のときに使っておきたいマシン。
腕から脚にかけて全身を動かすため、均等に鍛えたい人にもおすすめです。
「アークトレーナー」のデメリット
体の負担がかかりにくいということは、イコール消費カロリーもやや少なめ。
短期でがっつりと体を仕上げたい人は、ほかのマシンと併用するといいでしょう。
有酸素運動に適したマシンは全身・部分的問わず鍛えられる
全身を均等に鍛えるだけでなく、マシンを選ぶことによって脚や二の腕といった部分的なトレーニングにもなる有酸素運動はまさにダイエッターにぴったりのトレーニング。
ジムで日によって変えたり、自宅用に購入して集中的に行ってみたりと、自身の生活にあった方法を取り入れてみてはいかがでしょう。