ヨガでいうチャクラとは何?7つのチャクラを整える呼吸法とポーズを解説!

2020 7/25
目次

ヨガとチャクラの関係

ヨガをしていると、「チャクラ」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。

ポーズを取ることだけでなくヨガの哲学やスピリチュアルな面を知ると、さらに深いヨガの世界を見つけることができます。

チャクラとはサンスクリット語で「車輪」という意味をもち、チャクラを開く・回すことで心身の不調を整え、さらには神秘的な体験をするとも言われます。

チャクラとは

ヨガでは、ポーズを取りながら呼吸を通して心身のバランスを良くすることを重視しています。

呼吸によって、目には見えない微細なエネルギー「プラーナ」を出し入れしていると考えるのです。

プラーナはわかりやすく言えば日本の「気」のようなもの。

体を動かしながら、溜め込んでしまった悪いプラーナを吐く息で手放し、吸う息では良いプラーナを取り込んで不調を改善します。

このプラーナの通り道はナーディという管の中を通ると考えられ、一番主要なナーディが背骨に沿って骨盤底から頭頂に伸びるスシュムナーです。

スシュムナーには、様々なナーディが合流してプラーナが集まる場所があるとされます。

それがチャクラと呼ばれるエネルギーセンターなのです。

7つのエネルギーセンター

チャクラは数多く存在しているという説もありますが、一般的に重要なチャクラは7つあります。

ヨガ哲学では、骨盤底にはクンダリニーという蛇がとぐろを巻いて眠っていると考えます。

クンダリニーを覚醒し、上昇させることで悟りに至るため、チャクラは骨盤底から頭頂に向かって下から数えられます。

チャクラには、それぞれに対応する色や特徴があります。

チャクラ名 場所 象徴するワード
第1:ムーラダーラ 骨盤底 根、自身、力強さ
第2:スワディシュターナ 下腹 オレンジ 情熱、圧力
第3:マニプーラ 集中、意欲
第4:アナハタ 緑、ピンク 愛、思いやり
第5:ヴィシュッダ 水色 清々しい、滞りない
第6:アージュニャー 眉間 超越、静寂
第7:サハスラーラ 頭頂 神聖、宇宙

ここからはそれぞれのチャクラの特徴を詳しくみていきましょう。

第1チャクラ:ムーラダーラ

骨盤底に位置するムーラダーラは安心、安定のチャクラ。

地球に根を張るグラウンディング*に大事なチャクラなので、第1チャクラが滞ると不安感が増し、人や物に依存しがちになります。

第1チャクラが整うと自己肯定感が高まり、心配事も減り困難を乗り越えられるようになります。

*グラウンディング:地に足を付けた、安定した生活をすること。ヨガでは「足の裏を安定させて立つ」という意味でも使われる言葉。

第2チャクラ:スワディシュターナ

丹田に位置するスワディシュターナは、活力の源であり感情や情緒に関係しています。

第2チャクラを整えると感情表現が豊かになったり、創造力が高まっていくのを感じるでしょう。

性を司るチャクラでもあるので、セクシーな魅力を発揮できるようになるとも言われます。

第3チャクラ:マニプーラ

マニプーラは腰、おへその裏あたりに位置しています。

社会性に関係しており、自己と他者、自己と社会と上手く距離感を保つことにつながるチャクラです。

ここが詰まると、肉体的には消化器系に不調が出やすいとされます。

第4チャクラ:アナハタ

胸の真ん中にある、ハートチャクラとも呼ばれるのが第4のアナハタチャクラ。

愛や人間関係を司り、アナハタを整えるとオープンマインドに、自分自身や他人に寛容になることができます。

傷や痛みを癒すグリーンと、愛のエネルギーを増幅させるピンクの2つの色をもつのも特徴です。

第5チャクラ:ヴィシュッダ

喉に位置するヴィシュッダはコミュニケーションと関係があります。

実際に、人に言えない気持ちがあったりすると喉が詰まりますよね。

ストレスが溜まる部位とも言われ、第5チャクラを整えるとネガティブな感情も受け流せるようになります。

第6チャクラ:アージュニャー

眉間にある、第3の目とも呼ばれるのがアージュニャーチャクラ。

第6チャクラが開くと潜在能力が高まるという神秘的な魅力をもちます。

冷静な気持ちで物事の本質を見極めることができるようになり、直感力や判断力を高めることができます。

第7チャクラ:サハスラーラ

頭頂のサハスラーラは三昧や解脱、悟りなどと呼ばれるヨガの目指す目的地に関係していて、開くとまぶしく光るとも言われています。

第7チャクラを開くには第1〜6までが活性化していなければなりません。

自分と、自分に関係するすべてのものを信頼することができ、高次元な存在とつながることができるのだとか。

チャクラを整えるヨガの呼吸法とポーズ

チャクラを踏まえてヨガの練習をすると、自身のその時の不調やその部位をよく観察することにつながり、内観する力が高まります

チャクラを開く・回して整えるといったことがわからなくとも、今ここに意識を向けるマインドフルネスは心身を健やかにしてくれます。

なんとなくこのあたりの調子が悪いな、というところがあれば、そのチャクラを整える呼吸法やポーズを取り入れてみましょう。

時間や気持ちに余裕があれば、下から順に行うのもおすすめです。

「火の呼吸法」:第1〜3

第1〜3のチャクラを整えたい場合には、クンダリニー(蛇)を呼び覚ます「火の呼吸法」を練習しましょう。

下腹部から熱が生まれ、心は落ち着いてどっしりと安定した状態になります。

クラクラとしやすい方や血圧が高めの方は、無理をせず様子を見ながら行ってください。

火の呼吸法のやり方

  1. あぐらなどの楽な体勢で座る。あごを軽く引いて、手は楽な位置に置く。
  2. 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる。
  3. 鼻から一気に「フッ」と息を吐き出し、お腹を思い切りへこませてみぞおちや丹田*を背骨に近づける。
  4. リズミカル(2秒に1回、慣れてきたら1秒に2回くらい)に「フッフッフッフッ」と1分間繰り返す。

*丹田:おへそから指3本程度下のあたり。

心を開く「ラクダのポーズ」:第4

第4チャクラを活性化するのには、胸を開く「ラクダのポーズ」がおすすめです。

デスクワークなどで固まってしまった肋骨を開くと、肺が広がって呼吸が深まります。

前向きな気持ちを取り戻したい方にもおすすめのポーズです。

ラクダのポーズのやり方

  1. 膝立ちになり、足の間はこぶし1つ分の幅にする。爪先は立てておく。(慣れてきたら寝かせてもいい)
  2. 両手を仙骨*に当て、指先は下に向ける。肘を近づけ肩甲骨を寄せて胸を開く。肩が上がらないように注意。
  3. 吸う息で顔を上げ、上体を少しずつ反らして天井を見る。アゴをひいて首を長く保ち、お腹に力を入れて腰を守る。
  4. 余裕があれば手をかかとの上に置き、数呼吸キープする。
  5. 手を仙骨に戻し、遠くを見ながらゆっくりと起き上がる。

*仙骨:腰とお尻の間に位置する骨盤の骨。

喉の通りがよくなる「肩立ちのポーズ」:第5

一度喉を圧迫することで、血流を促しスッキリと通りを良くしてくれる「肩立ちのポーズ」。

ポーズをゆるめる際、背骨1つ1つを順番に床に下ろすことを意識すると、スシュムナー全体を整えることができます。

首に違和感があるときや、生理中は避けるようにしましょう。

肩立ちのポーズのやり方

  1. 仰向けになり、手のひらを上にして両手をお尻の下にいれる。
  2. 両足を床から上げ、手でお尻を押して腰を持ち上げる。
  3. 足の裏を天井に向け、余裕があれば天井に立つかのように肩から足裏までを一直線にして数呼吸キープする。両手は腰を支えておく。
  4. 吐く息で背中を丸めて、背骨を上から1つ1つ下ろしていく。
  5. お尻まで床に下りたら、両足を揃えてゆっくり床におろす。

静かに座る「安楽座」:第6〜7

第6〜7チャクラはスピリチュアルな魅力に満ちたチャクラ。

安定した姿勢で落ち着いた呼吸を繰り返す、瞑想にチャレンジしてみましょう。

下から順番にチャクラに意識を向け、対応する色と、チャクラが活性化して回ったり光ったりするのをイメージします。

安楽座のやり方

  1. かかとを足の付け根に近づけて座る。両方の坐骨*に均等に体重を乗せ、座りにくい場合はお尻の下にブランケットを敷く。
  2. アゴを引いて、両手は手のひらを上向きにし膝の上に添える。
  3. 不安でなければまぶたを閉じて静かな鼻呼吸を繰り返す。
  4. 短い時間から始めて、慣れてきたら5〜10分程度続ける。

*坐骨:座ったときにお尻の下にゴリゴリと当たる2つの骨盤の骨。

チャクラを意識しやすくなるヨガグッズ

ヨガの練習をするときはもちろん、日常生活でもチャクラを意識して生活をしてみましょう。

内観する癖がつき、その日の不調にすぐに気づくことができるようになります。

ここではヨガマットの上に敷いて快適に練習をサポートするラグと、いつでもどこでも身につけていられるチャクラカラーのブレスレットをご紹介します。

チャクラ柄のヨガマットラグ

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滑り止めがついており濡れたときにグリップ力を発揮するので、汗をたくさんかく方やホットヨガ、ビーチヨガにもおすすめです。

ラグがあるとマットの冷たさを感じにくいので、シャバアーサナ*で冷えてしまう心配もありません。

チャクラカラーのおしゃれで華やかなプリントは、周りの方ともバッチリ差がつけられます。

*シャバアーサナ:仰向けに寝転んで脱力する「しかばねのポーズ」。主にヨガクラスの最後に行う。体温が下がるので肌寒く感じることがあります。

肌身離さず持ち歩くチャクラブレスレット

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悪い気を浄化する水晶と、チャクラに対応した7色のパワーストーンのブレスレット。

チャクラを活性化し、バランスを整えるのを助けます

肌身離さず身につけ、お守りがわりに持つのもおすすめです。

チャクラを整えてエネルギーの流れを促そう

呼吸法や瞑想、ポーズなど、ヨガの練習の際にチャクラを意識して行うことでまた新たな発見があるかもしれません。

体の使い方に癖があるように、いつも詰まって感じるチャクラは同じであることが多く、それが自身の性格や習慣につながっていくのです。

滞ったプラーナの流れを良くして、毎日を生き生きとエネルギーに満ち足りた状態で過ごしましょう。

この記事を書いた人

ヨガインストラクター。
発酵やヴィーガンフードが好きな健康オタク。

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