スムージーファスティングとは?
ダイエットや体質改善で人気のファスティング。
簡単にいうと、固形物を取らない【断食】です。
水だけの断食とは違って、最近ファスティングというのは、
酵素ドリンクを使った【酵素ファスティング】が一般的。
スムージーファスティングとは、酵素ドリンクの代わりにスムージーを使ってファスティングをするというもの。
酵素ファスティングとの違いや、やり方などファスティングを試したい、などなんでも知れる情報がたくさん詰まっています!
スムージーファスティングはこんな人におススメ!
はっきり言うと、ファスティングに向き不向きはありません。
ファスティングには、固形物を取らない期間が半日、1日、3日、7日などの種類があります。
その期間をハードルが高いと感じるかどうかだけです。
本格的なファスティングは3日以上からですが、まずは短期から試したいという方にはスムージーファスティングはおススメです。
なぜなら、3日以上の本格的なファスティングの場合は酵素ファスティングのほうがスムージーより栄養価が多いので安心できますし、ファスティングの効果も最大限得ることができます。
なので、まずはお試しで、という感覚の方や時間がない方にスムージーファスティングはおススメです。
スムージーファスティングがおススメな訳
本格的なファスティングには酵素ドリンクが必要になってきますし、準備も時間も必要です。
スムージーファスティングを短期で行うのであれば、多少栄養が不足していても後々カバーすれば問題がありませんし、ファスティングの良さも理解ができ、ダイエットや体質改善にも繋がるのでいいことづくめです。
スムージーファスティングのやり方
基本は酵素ファスティングと同じです
本格的なファスティング期間(固形物を取らない期間)の前に体を慣らしていく準備期間を設けて、終わったら戻していく回復期間を設ける、ベースは一緒です。
スムージーファスティングは短期ファスティングにしたほうがいいので、半日バージョンと、1日バージョンで実施した場合、下記の通りになります。
- 前日(準備期間):和食などの消化のいい食事を中心に食べ過ぎないように心掛ける。
- 当日(ファスティング期間):
・朝食は食べず、昼も和食を中心に食べ過ぎないように気を付ける。
・昼食、夕食は普段通りに(食べ過ぎ注意)。 - その後は通常通りの食生活で問題ありませんが、食べ過ぎはリバウンドの元なので腹八分目をこころがけてください。
- 前日(準備期間):和食などの消化のいい食事を中心に食べ過ぎないように心掛ける。できれば夕食をスムージーに置き換える。
- 当日(ファスティング期間):一日スムージーで過ごします。お腹がすいたら飲むようにしてください。
※空腹に耐えかねて、スムージーの飲みすぎには注意です。
※市販のもの、フルーツベースのスムージーは糖分が多いものも多いので、空腹が加速する場合があります。 - ファスティング翌日:朝食と昼食をスムージーにし、夕食はおかゆなどの流動食か、食べれそうであれば和食程度の通常食(量は少なめがベスト)にしてください。
そもそもファスティングとは
スムージーファスティングの流れがわかったところで、そもそもファスティングとは?の本質をお伝えします。
ダイエットなどでもとりだたされるようになりましたが、本来はダイエットのためのものではありません。【人間の本来持つ機能を取り戻すためのもの】になります。
味覚を正常に戻したり、腸内環境を整えることで免疫機能をあげたりと、自分で自分を治す力を復活させるためのものです。
3日以上行うことで、自分の細胞を入れ替えるシステムも働きます。
短期間でもスムージーを栄養価とすることで、食物のもつ酵素を取り入れることができます。
スムージーに必要なもの
ファスティング中、スムージーを栄養価とするので、スムージーにする野菜やフルーツの種類は極力多くしたほうがいいでしょう。
酵素ドリンクが長期ファスティングで必要なのは、栄養素の種類が多いからと、発酵させているので低分子化されていて吸収率が高いからです。
スムージーではそこまでの機能はありませんので、栄養価を多くするためにも、野菜やフルーツの種類を多めにしておきましょう。
ファスティングでおススメのスムージー3選
それでは、ファスティング中におススメのスムージーを3つご紹介します。
基本となるものなので、好きな野菜、フルーツを加えてアレンジしてもいいかと思います。
ただし、フルーツは糖分が多いので、入れすぎには注意してください。
グリーンスムージー
よく知られているのがグリーンスムージー。
緑の葉野菜を中心にしたスムージーです。
材料は小松菜、ほうれん草がベースになることが多く、甘味を足すのにバナナやオレンジ、キウイなどをブレンドして作ります。
イエロースムージー
名前の通り、黄色いスムージーです。
かぼちゃやレモン、パイナップルなど黄色い野菜を中心に作ります。
ビタミンCがたっぷり入っているので、美容にも効果が高いスムージーですが、フルーツが多いので、取りすぎや飲みすぎは糖分の取りすぎになる可能性がありますので、注意しましょう。
レッドスムージー
トマトやベリー系などの赤い野菜、フルーツを使ったスムージーです。
グリーンスムージーの青臭さが苦手な人にもおススメのスムージーです。
イエロースムージーと同じく、フルーツを中心にすると糖分の取りすぎになる可能性がありますので、ご注意ください。
自分で作れるおススメのスムージーレシピ3選
スムージーなら自宅で作っているという方も多いのではないでしょうか。
自分でも作れるスムージーレシピを3つご紹介します。
スムージーのいいところは自分でアレンジが効くところ
ベースのレシピを元に、自分のほしい栄養素を追加してみたり、飲みやすい味にしてみるのもいいかもしれません。
1:小松菜スムージー
小松菜をベースにしたスムージーです。
りんごやバナナを一緒に入れることで、小松菜の青臭さや苦味を甘さがカバーしてくれます。
- 小松菜100g
- りんご1/2個分
- バナナ1本
- 水100cc
材料をミキサーでかけて完成です。
2:黒ごまバナナスムージー
黒ごまの高い栄養価とバナナの甘さで飲みやすいスムージーです。
グリーンスムージーなどの青臭いスム―ジーに飽きたり、味に変化がほしいときなどにおススメです。
- バナナ2本
- 黒ごまペースト大さじ1~2
- 牛乳(豆乳)250ml
3:バナナとアボガドのスムージー
女性の好きなアボガドは栄養価も抜群です。牛乳や豆乳と割るので飲みやすいスムージーです。
隠し味に少しはちみつを使います。
- アドガド1/2個
- バナナ1/2本
- 牛乳(豆乳)400CC
- レモン汁小さじ1
- はちみつ小さじ1~2
もっと気軽に!コンビニやスーパーで買えるスムージー
スムージーファスティングをしたい方の中には、スムージーを作る時間がないと思っている方や、料理は苦手、と思っている方もいるでしょう。
そんな方でもスムージーファスティングが実践可能です!
今はコンビニやスーパーでスムージーが簡単に買えます。
コンビニで買えるスムージー3選
私たちの生活を本当に楽にしてくれるコンビニ。
いろいろな商品がおいてありますが、その中にはスムージーもあります。
各コンビニ独自で発売している商品もありますのでご紹介します。
ほとんどがチルドカップなので、飲みやすく手軽なのがメリットです。
セブンイレブンで買えるスムージー
◆セブンプレミアムグリーンスムージー
セブンイレブンは自社のプライベートブランドがあります。
スムージーもその商品のひとつ。
人工甘味料が入っていないなどの安全性を訴えている部分も多く、安心感があります。
味もよくまとまっており、美味しく感じる方が多いのではないでしょうか。
ローソンで買えるスムージー
◆ローソン グリーンスムージー
こちらも自社のプライベートブランドのスムージーです。
グリーンスムージー独特の青臭さがあまりなく、甘味を感じるので飲みやすいスムージーです。
ただし、味を整えるため、人工甘味料やぶどう糖果糖液糖が入っているので、長期間大量に飲むのは控えたほうがいいでしょう。
ファミリーマートで買えるスムージー
◆ファミリーマート グリーンスムージー
こちらもプライベートブランドのスムージーが発売されています。
ファミリーマートのスムージーにはイエロースムージー、レッドスムージーなど種類が豊富。
飲みやすく、1食分の野菜の栄養価がとれるのも嬉しいところ。
スーパーで買えるスムージー3選
コンビニはちょっと割高、と感じる方はもちろんスーパーでもスムージーの購入ができます。
もちろん、Amazonでも購入が可能な商品もあります。
カゴメ野菜生活100グリーンスムージー
コンビニ、スーパーどちらでも購入が可能です。野菜ジュースでも有名なカゴメが作ったスムージー。
砂糖、甘味料などの添加物が少なく、飲みやすい味です。
珍しいフルーツと組み合わせた味も発売されていますので、飲み飽きることのないスムージーです。
Dole グリーンスムージー
オレンジジュースなどを発売しているメーカーが作ったスムージーです。
フルーツベースなので、甘めの仕上がりです。
ペットボトルで持ち運びに便利なのはファスティングにも有利です。
伊藤園 グリーンスムージー
充実野菜などを手がける伊藤園の作っているスムージーです。
こちらもペットボトルタイプで便利なのがいいところ。
砂糖・食塩・増粘剤不使用と体への気配りもされているのがポイント。
こちらはAmazonでの取り扱いがない商品になります。
もっと本格的なファスティングを試してみたい人へ
スムージーファスティングは取り込みやすく、ファスティングの入り口としてはハードルが低いものかと思います。
まずはできる!という自信をつけることが何をするにも大切です。
短期のファスティングでも、体のスッキリ感を味わうことができたなら、もっと次へ進んでみたい!と思う方もいるでしょう。
本格的なファスティングは前述もした通り、酵素ドリンクを使ったファスティングをおススメしています。
栄養価の問題、腸内環境を整えるという意味で、酵素ドリンクを使うほうが最大限効果を感じることができるからです。
酵素ファスティングについて
酵素ファスティングとは、酵素ドリンクを使って行うファスティングです。
要領はスムージーファスティングとほとんど同じになります。
胃腸を慣らしていく準備期間を設けて、ファスティングに臨み、終わったら胃腸を戻していく回復期間を設けます。
準備期間に3日、ファスティング期間に3日、回復期間に3日ずつとるのがいいでしょう。(準備期間、回復期間は長くとってもOK)
なぜ3日かというと、3日以上のファスティングで本来の体のもつ機能を回復させる機能が働くからです。
集中力が増したり、頭がスッキリする、寝つきがよくなった、肌がつやつやしてきたという方もいます。
自分の古くなった細胞を入れ替えしているのです。
若返るという印象の方もいます。(※個人差があります)
3日ファスティングを成功させるには、酵素ドリンクが不可欠になります。
スムージーファスティングとの違い
スムージーでファスティングをすることももちろん可能です。
ただし、おすすめは短期ファスティング。
長期の場合、スムージーだけでは栄養価に不安が残るからです。
酵素ドリンクは、多種類の野菜や果物、商品によっては野草なども含まれており、なおかつそれらを発酵して作られているので、低分子化された成分が吸収されやすいというメリットをもっています。
3日以上のファスティングでは体の変化もあり、負担もかける場合があります。
安全性を高く保つためには、長期ファスティングは酵素ドリンクを使用したほうがいいでしょう。
特に、あまり慣れていない方であれば、酵素ドリンクでまずは体験してから応用編に入る方がいいかと思います。
短期であればスムージーで、長期を実践するのであれば酵素ドリンクでというような使い分けをしてもいいかもしれません。
慣れてきたら、自分の方法で!
何事もベースを作るのが大切です。